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狭小住宅のマド

2012年09月06日

空間をつくる中でも
窓のデザインは とても難しいですが、非常に重要な要素です。

「窓」を第一に考える際、
「通風をとりたい」というご要望を多く耳にします。
その際、
ただ単純に平面プランに窓を書き込んで、やじるし描いて、
はい、こういうふうに、風が抜けますよ〜・・・じゃ・・・
もちろん、駄目です。

いちごハウスのお客様は
都内の密集地で建てられる方が多いですが、
果たして「都心の密集地」という環境で
「通風」を積極的にとりこんでいいのかどうかを
慎重に考えていただく必要があります。

田舎だったり、閑静な住宅街であれば
冷涼で、比較的清潔な風を思う存分取り込むことが可能です。
騒音の心配もさほどないですしね。

ただ、それと真逆の環境な場合、
せっかく大きな窓を設けたところで
実際すんでみると、窓を開放する機会がない・・・というか、したくない。
・・・なんてことにならないよう、
デザイン・実用性両方の視点から考える必要がありますね!

当たり前の事ですが、
建築雑誌のグラビアに載せるためだけのような、デザイン重視という目線だけでは
家は成り立ちません。

建築家に、デザイン・実用性、
両方の視点でご相談ください

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