久しぶりの平坦な基礎
2013年05月25日
こんにちは。
世田谷で狭小住宅の工事が始まりました!!
ごらんの通り、捨てコンの状態でもほぼ平坦。
いちごハウスの現場では久しぶりの経済設計。
というのも、建物の荷重を地盤にバランス良く伝える為、
建物は上部から耐力計算をします。
最後に色々な箇所からの力を、正確に基礎で受けるために
なん種類もの基礎の梁を施すすることになります。
この基礎の梁というのは、木軸の梁と違って
地中に埋まっているので見えません。
一般に「地中梁」といいます。
地中梁が多いと土工事が大変。。
地中梁が少ないということは、
建物の形状が非常に安定しているということです。
安定しているということは、職人の誰もが仕事がしやすく、
仕事がしやすいということは、経済効果となり、
ローコストで施工することができます。
お施主様の要望を聞きながら、
安定しているバランスの良い建物を設計することは
非常に難しいことでもあります。
でも、それができてこそ、安売りではない、本当の意味で、
ローコスト住宅と呼べるのではないでしょうか
これも建築家の技術や経験からくる説得力の表れですね。
狭小住宅