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15トン分の鉄筋

2012年07月13日

こんにちは。

本日は鉄筋についてお話します。

日ごろ狭小住宅の建築をメインに活動していますが、

このおうちは少し違います、

店舗併用住宅の鉄骨造です。

鉄骨の骨組みが建つまでは、大変で危険な作業が続きます。

基礎の深さは1m80cm。

木造の場合は60cmくらい。

鉄筋量は15トン

木造の場合は1.5トン

桁が全然違います。

それだけ、地盤から基礎に付加がかかってきます。

そのために、基礎はより強固でなければなりません。

この後、耐圧板のコンクリートの打設となりますが、

隠れる前に写真を撮影、鉄筋の写真だけで、約100枚あります。

7月末に上棟ですので、

油断せずにいきます。

無垢フローリング復活!!

2012年07月12日

こんにちは。

本日はいちごハウスの素材についてご案内します。

いちごハウスのフローリングは、イノヴァーフロアという
ヨーロッパ産のラミネートフロアを使用しています。

このフローリングはラミネート加工(プリント板の上に透明なフィルムを貼る)されていて、優れた長所があります。

1.色が豊富(12色の中から選べる。)
2.傷がつかない(土足でも大丈夫、便器と同じ硬さ)
3.釘を打たない(施工性がよい、引っ越しの際剥がして持って行ける?)
4.目地がない(ゴミがたまらないため掃除がしやすい)
5.厚み8ミリと薄いので床暖房設置時の熱伝導率が良い

と、これだけの良いところはありますが、

このたび、しばらく控えていたムクのフローリングを選択していただけるようになりました!!

やはり風合いがいい。。。

15mm厚 150mm幅のナラ材のフローリングです。

やはり、狭小デザイナーズ住宅の工務店としては、標準仕様にしたいところ。

ですが、やはり扱いが難しいです。

反ったり、隙間ができたり、継ぎ目が盛り上がったり・・・

フローリングを貼る際も、熟練工でないかぎり、

貼らせることはできません。

適当に貼ることはできますが。。

実は貼り方があります。

そこは企業秘密ですが。。。

今は、茶系のナラ材だけですが、のちに白系のカバ材も

ラインナップに入れたいところです。

ただし、ワックス費用は別途なのと、

無垢の特性をしっかりご説明した上で、

選択していただきます。

お越しいただいた際に『ムクは・・・』と

お尋ねください。

白いモルタル塗りの狭小住宅1

2012年06月27日

こんにちは。

今日は、世田谷に建っている狭小住宅のお話です。

17年に竣工したおうちで、設計はアトリエスピノザさんです。

この頃に私は、『狭小住宅』という言葉をはじめて耳にした記憶があります。

建築家のデザイナーズ住宅らしいおうちを建てたのは、

このおうちが最初でした。

やはり、モルタル塗りの外壁は、ラインが入らずにフラットに仕上がるため、

シャープですっきり見せたいと考える建築家さんとしては、

使用したい材料のひとつでしょう。

光にあたって微妙な凹凸手で塗った感がいいでしょう?

 

このおうち、細部にわたって工夫やこだわりがあるので、

リビングから3階の斜線部の勾配天井を見上げてみます。

手作りの大きなトップライトが2つ並んでいて、

光が入り3階、リビングともすごく明るいです。

3階の床が無いため容積率にも入らず、

空間を吹き抜けにすることによって、

狭小住宅とは思えない空間の広がりをみせています。

先ほどのリビングの上は、

3階のお子様の部屋となっています。

トップライトを正面にして、

造作のデスクがあり、

こちらで、お勉強したり、遊んだりしているようです。

リビングと子供部屋がつながっているので、

家族の気配を感じることができます。

では、実際吹き抜けがあって寒いのでは?

 

トップライトが大きいので結構暑い。。。

狭小住宅なので、容積が小さいので、

リビングから子供部屋の居室は寒くはありません。

階段からリビングは窓がなく、3層にわたって吹き抜けているので要注意ですけどね。

また次回その他の部分のお話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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