地中梁貫通部のスリーブの補強
2012年07月15日
こんにちは。
基礎工事時の配筋を補強するための仕事をおみせします。
基礎工事をする際には、
地盤改良杭や設備関連の配管などが仕込まれていきます。
地中に埋まってしまうとあとでみえなくなってしまう工事のひとつ、
排水管です。
この排水管は、道路の最終マス(公設マス)と呼ばれる公共のマスがあります。
そのマスに対して、トイレやキッチン等の排水が巡り巡って、最後にこのマスを取り付けます。
その最終マスの高さや形状には、地域によって様々です。
事前調査をして宅地内の配管工事をしています。
狭小住宅には、敷地にゆとりがありません。
そのため配管工事は至難の業ですが、
「地中梁」という地中に埋まっている梁の中を貫通させないと、
排水の高さが取れずにあとで、どうにもならなくなることが
あります。
そんな失敗をした設備業者を何人もみましたが。。。
それはいいとして、この貫通部のまわりにあるダイヤ型の
鉄筋でスリーブ補強しています。
梁の強度を保ちながら、貫通させるための大切な補強材です。
長いお話でしたが、
隠れてしまう大切なところですので、
写真を撮っておきました。